【剣盾S15竜王戦環境】最高2048 対面ザシアン軸
いつも通り対面構築を組むのを前提でイベルタルから組んだが無理だったのでザシアンで組むことにした。
ザシアンで構築を組むにあたってメタモン対策およびヌオー対策が必須であり、メタモンに関してはスカーフエースバーンなどを最初は使用していだがメタモンとザシアンが対面した際に確実にこちらが1匹切らなくてはいけない動きが弱すぎるため、後投げから起点にできるポケモンを探してみると、身内がザシアン側からジバコイルに対しての打点を切ったザシアンを使用し、磁力でコピーしてきたメタモンを起点にするムーブをしており、パクってみると使用感がそこそこ良かったのでこのまま使用することにした。(あゆみんの動画にあったらしい)
また、ヌオーに対してはこちらの物理アタッカーに草技を多めに仕込むことで役割破壊を狙っていくことにした。
以下、個体紹介
ザシアン@くちたけん
性格→意地っ張り
特性→ふとうのけん
配分→H220 A68 B44 D4 S172
技→巨獣斬 じゃれつく
電光石火 剣の舞
HB→陽気エースバーンの火炎ボール確定耐え
HD→イベルタルの無補正珠ダイバーン37.5%(89.2〜105.1%)
S→最速インテレオン抜き
耐久に振るとさまざまな抜群技を耐えてくれて使いやすく、火力に振らなくても高いダメージが見込めるのでこのポケモンを使用する上で耐久に振らない理由はないと思った。
Sに振る利点としてはザシアンミラーが考えられるがそれ以上に対面性能を上げた方がいいのと、相手のザシアンの処理はのちに紹介するランドロスでしていることが多かったので素早はインテレオン抜きに落ち着いた。
メタモンでコピーされた際にジバコイルに起点にできるような技構成になっている。
電光石火はワイルドボルトで終盤まで使用していたが電光石火にしてみるとあらゆる場面で役に立ってマジで強かったので教えてくれて人に感謝。
サンダー@命の珠
性格→臆病
特性→静電気
配分→ C252 D4 S252
技→10万ボルト 暴風
原子の力 羽休め
最初はタラプ怪電波や珠怪電波を使用してミラーを意識していたが相手も怪電波持っているとこちらの構築はサイクルが回らないのでミラーは厳しいというのが気になった。
そこで上さえ取れれば大ダメージを与えることができる、あわよくば倒してアドバンテージを狙えるダイロック媒体になる原子の力を採用してみた。
初手にサンダーを投げられることが多いのでダイロックの刺さりはかなり良く、何度か相手のサンダーを一撃で倒すことができたためダイロックの採用はかなりいい方向に動いた。
相手の最速怪電波だけがネックだったためこちらも素早さを最大限まで伸ばした。
ドラパルト@ラムのみ
性格→陽気
特性→すり抜け
配分→A252 D4 S252
技→ドラゴンアロー ゴーストダイブ
ソーラービーム 竜の舞
ムゲンダイナループに勝てず採用に至ったポケモン。
竜舞で型を誤認させて草技でヌオーを何度も破壊してきた。
耐久に振っていないシンプルなドラパは耐久が低く、竜舞をする隙があまりないがこの環境では壁構築および受け構築が非常に多く、かなりの頻度で積むことができた。
対ラプザシアンヌオーにおいて、相手のラプラスはこちらのザシアンへの引き先でヌオーを用意しているため、巨獣斬に後投げされたヌオーに対してこちらもドラパを投げて竜舞で物理型アピールをして居座り安定の選択を相手に取らせてダイソウゲンを叩き込むムーブが非常に強かった。
守るをダイソウゲンに合わされるとその後の択が怠すぎるのでそこだけは注意が必要だった。
ポリゴン2が激減していたのが非常に追い風で出しやすく、使いやすかった。
レジエレキにタイプ的に強いのも評価できる
性格→陽気
特性→威嚇
配分→H4 A252 S252
草結び 蜻蛉帰り
ザシアンを上から制圧するポケモンは構築に必須だと考え、威嚇をまきつつ電気の一貫も切れるスカーフランドロスを採用。
威嚇込み火炎ボール2耐えの耐久調整を施した個体も使っていたがエースバーンに当たらなかったし当たっても後投げをしなかったのでASにした。
陽気A252地震は無振りザシアンがちょうど確定で倒すことができ、威嚇を入れれば+-0の巨獣斬を耐えることができるため、ザシアン入りにはこいつを必ず投げていた。
草結びを仕込むことでヌオー入りにも強く出ることができる。
ホウオウがなぜかランドロスに突っ張って焼いてこようとするためダイロックで破壊しまくっていた。
また、次に紹介するスイクンと合わせてネクロズマを見ていく動きがとても強かった。
スイクン@カゴのみ
性格→図太い
特性→プレッシャー
配分→H236 残りほぼB S準速テッカグヤ抜き
技→熱湯 吠える(絶対零度)
瞑想 眠る
ランドロス+タスキ悪ラオスでも太陽ネクロズマに勝てなかったため、悪ラオスをスイクンに変更。
ネクロズマは基本スイクンに打点を持たないため絶対零度を打ちまくっていたが身代わりをされることが増えたため吠えるに変更。
この型のスイクンを採用してからはネクロズマに対しては比較的高い勝率を保つことができた。
副産物としてムゲンダイナループやドサイドンやエースバーンに強い駒としても使うことができる。
似たような配分で図太いチョッキ熱湯零度バークアウトミラコの型も使用していたがこちらはネクロズマには安定せず、代わりにカイオーガ入りや黒バドレックスに対して強く出ることができる。
どちらかの型にすればどちらかの構築に負けるため、非常に悩ましかったがスイクン自体はかなり刺さっていた。
ジバコイル@たべのこし
性格→図太い
特性→磁力
配分→H172 B252 C4 D12 S68
技→放電 ボディプレス
鉄壁 身代わり
S→4振りアーマーガア抜き
メタモンを潰すためだけに採用したが、副産物としてナットレイやクレッフィ、アーマーガアやエアームドをキャッチして起点にすることができる。
ザシアンがメタモンにコピーされた際の引き先だがザシアンが+2じゃれつく圏内に入っているとジバコイルがじゃれつくを喰らう可能性があり、ジバコイルが逆に突破されてしまう危険性がある。
しかしほとんどの人は巨獣斬を押してくれたため、そう言った事故に遭ったのは1度しかなかった。
クレッフィゼルネアスのような構築に投げて初手クレッフィを捕まえてTODを仕掛けたりして意外と使い道は多かった。
4振りアーマーガア抜きまで振っているが生きた試しがないので変えてもいいかもしれない。
2000チャレはこいつのおかげで勝てた。
上から順にきついポケモン
ウインディ(倒せない)
ガオガエン(倒しにくい)
ディアルガ(絶望的にキツい)
黒バド(スイクンが眠カゴ瞑想の場合)
総括+後語り
環境が大きく変わり、慣れるのにほんとに時間がかかった。
構築が一定の種類しかいないため、ランドロスの草結びやドラパのソーラービームといったような露骨なメタが生きる場面がかなり多かった。
今季に関してはもっと早めに2000目指すべきだったかも。
難しくて、考えるのが疲れるルールだったけどそれなりに勝ってそれなりに楽しめたのでまあ良かったかなと思っている。
来期はやるか未定。次はムゲンダイナかカイオーガ使ってみたいかも。
〜Special Thanks〜
スイクン貸してくれたルカゴーリ
構築の話とぽ通話してくれたバジルくん
通話と色々教えてくれたサックー
レベル上げと努力値リセットしてくれたリーレンさん
ヘビボザシアンくれたミクスケ
それでは。