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猿がなんか喋るだけ

【剣盾S2】最高2164 最終69位 あくびヒヒダルマ+カバナットキッス

 

 

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最終順位

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最高順位

 

〜構築経緯〜

 

シーズン序盤から中盤はf:id:ponz_poke:20191121051718p:plainf:id:ponz_poke:20171006172605p:plainf:id:ponz_poke:20160915205616p:plainという対面チックな並びを使用していたが弱点保険ドラパルトの通りが悪く、ブラッキーカビゴン入りの構築に対しての勝率が非常に低かったので今シーズンの要素の1つであるTODと照らし合わせて再度構築を練り直すことにした。

 

トゲキッスを使用していたところ耐久力が欲しいと感じる場面が非常に多く、耐久に回して弱点保険を持たせたところ使用感が上がったので今期は弱点保険トゲキッスを軸にすることにした。

トゲキッスに対して比較的強く出られるヒートロトムバンギラスカビゴンステルスロックやあくびで動きを牽制しつつこちらの流れを有利にできるラムのみカバルドンを加えた。

カバルドンが相手のラムトゲキッスギャラドスに大きな隙を見せるため、ヒートロトムナットレイ、相手のヒヒダルマに対して一方的に強く出られるタスキダルマモードヒヒダルマ、最後に環境に増えつつあったサザンガルドに対して有利対面から大きな負担を与えられる鉢巻バンギラスを採用し、構築が完成した。

 

 

〜個別紹介〜

 

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カバルドン@ラムのみ

性格→腕白

特性→砂起こし

配分→H252 B252 S4

技→じしん 怠ける あくび ステルスロック

 

相手のカバルドンカビゴンに対してあくびをラムのみで脱出しつつこちらの有利な展開に切り返せるこの型のカバルドンを採用した。

TODを意識するとき一番最初に肝になるのはポケモンの頭数であることから、hpを管理しつつ立ち回ることができる怠けるを採用してみたがあらゆる場面で役に立った。

7世代のようにボーマンダランドロスがいないため技スペースに少し余裕ができたのは嬉しい。

起点作成、切り返し、受けと、すべてにおいて本当に万能なカバルドンだった。

 

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トゲキッス@弱点保険

性格→控えめ

特性→天の恵

配分→H100 B140 C108 D4 S156

技→エアスラ マジシャ 大文字 悪巧み

調整→ダイマックス時、陽気鉢巻五里霧中つららおとし乱数上から7つ切って耐え

S1段階上昇で最速アイアント抜き

 

最初は前期に出回っていた記事を参考にして珠で使っていたが個人的にうまく扱えず、ミミッキュドリュウズに簡単に処理されてしまうことが多かったので耐久に厚めに振ってHB方面をダイマックス時、陽気鉢巻五里霧中つららおとしを乱数上から7つ切って耐えるラインまで耐久を伸ばし、大幅に対面性能を上げた。

ここまでBを伸ばしておくと陽気珠ドリュウズのダイスチルをダイマックス状態で確定耐えすることができ、返しの炎技で処理することもできる。

正直、鉢巻つららおとしなんて欲張り誰も使ってないだろうと考えていたが普通につらら1発で処理される場面も多かったので、最終日はヒヒダルマ入りに対して初手キッスを置くプレイングは避け、他の選出を用意した。

 

 

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ヒヒダルマ@きあいのタスキ

性格→陽気

特性→ダルマモード

配分→H4 A252 S252

技→炎のパンチ つららおとし 岩石封じ、あくび

 

初手はヒヒダルマに必ず強いポケモンが出てくる傾向が多いため、相手のポケモンをタスキを利用して処理したのちにダルマモードでS135で上からあくびで退場する動きがとても強かった。

相手のポケモンを突破した後にかげうち等の先制技を持ったミミッキュなどが出てきた場合のほとんどはカバルドンナットレイに引いて数的優位を保ちつつ試合を組み立てていくので残りhpが少なくなっても安易に切らないようにしていた。

相手のヒヒダルマとミラー対面になった時に相手が取れる行動は3つで、素引き、炎技、格闘技のどれかで、素引きに対しては技を固定されずにあくびで流すことができ、炎技と格闘技は返の炎のパンチで処理することができる。

岩石封じはギャラドスヒートロトム意識だが、ギャラドスに打つ機会がほとんどなかったので威力の高いストーンエッジのほうがいいかもしれない。

また、ダルマモード時でなければ最速ミミッキュを抜けてないこと、意地っ張りにしておくと大体の場合相手のヒヒダルマの下を取れることを考えると意地っ張りでの採用が正しいと最終日に使用していて感じた。

 

 

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ナットレイ@食べ残し

性格→のんき(最遅)

特性→鉄のトゲ

配分→H252 B252 D4

技→ジャイロ やどりぎ 身代わり 守る

 

中盤に@alba_pokemonが使用していた構築の中身を聞いたところ、勝ち筋の1つに相手のポケモンダイマックスで1匹持っていって身代わり+まもるでTODをするというものがあり、それを参考に本来ステルスロックや草技が入るスペースに身代わりを採用してみた。

非常に気持ち悪い技構成をしているがこれのおかげで救われてきた試合は多かった。

個人的な偏見でナットレイがいたらギャラは絶対にこないと思っていたが、意地特化珠ギャラドスのダイジェットが確定2発のためか死ぬほど出されたのでギャラドス入りにはナットレイを軸に選出を組み立てる。

ギャラドスは技構成の関係上、ダイマックス状態でなければ挑発無しでナットレイに勝つ事は不可能なので、相手のダイジェットを受けた後ダイウォールをうまく利用してダイマックスをからしてしまえば残りHPわずかな状態でもギャラドスを処理することができるので対ギャラ性能は他のどのポケモンよりも強かった。

技を構成の関係上、もともとキツイ水ロトムにかき回されるのが少しネックであった。

ちなみに呪いを積んだカビゴンを上から身代わり守るで嵌ることが出来る。

 

 

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ヒートロトム@突撃チョッキ

性格→控えめ

特性→浮遊

配分→H252 B6 C140 D84 S28

技→オバヒ、ボルチェン 10万 悪波

調整→トゲキッスの特化C2ランク上昇ダイジェットをほぼ2耐え(乱数2発1.1%)

 

トゲキッス、アーマーガア、ギルガルドに対して強く出られるポケモン

Sラインはここまで振ればだいたいのロトムを抜けるだろうかと適当に考えたラインだったがほとんどのロトムの上を取ることができたのでこの調整は間違っていなかったと思う。

終盤に増加傾向にあったサザンガルドに対してボルチェンで対面操作してトゲキッスで処理する勝ち筋を狙っていた。

高い頻度で選出に絡んできたが、トリトドンガマゲロゲには完封されてしまうのでその際には気をつけていた。

こいつにダイマックスを切るのもシンプルに強い。

 

 

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バンギラス@こだわり鉢巻

性格→意地っ張り

特性→砂起こし

配分→H252 A余り S60

技→エッジ 噛み砕く 炎のパンチ 馬鹿力

 

ヒートロトムだけでは相手のトゲキッスがステロを絡めて全抜きの展開を狙ってきたときに苦しい立ち回りを強いられること、相手のサザンドラやドラパルトが地味に重たいことを考えてこのポケモンを採用。

鉢巻の効果は凄まじく、相手が予想できない高火力を押しつけて有利対面から相手のサイクルを破壊していく動きが強かった。

Aを振り切ってもアーマーガアにストーンエッジで確定2発を取れないこと(そもそも抜かれてる)、後出ししてきたブラッキーをそのまま処理できるのではないかという目論見からSを4振りブラッキー抜きまで伸ばした。

ストーンエッジを外して負ける試合は当然あったがそれ以上の活躍を見せてくれたので感謝している。

 

 

この構築は対面選出、サイクル選出、いざというときはTODを狙う要素も含んだ構築で、自分の中ではかなり出来のいい構築だと思っています。

今期は色々な人にお世話になり、目標である最終二桁に乗ることができてよかったです。

シーズン3はこの順位を超える成績を残せるように頑張ります。

 

構築の弱かった点としてはPT全体が中速〜鈍足なところ、水ロトムの処理が辛いところでしょうか。

 

Special Thanks

育成を手伝ってくれたルカさん

構築の相談に乗ってくれたサックー

 テッシードの孵化余りを譲ってくれたきゅあぺこ

最終日通話に付き合ってくれた人

 

構築について何か相談があれば@s_poke_10まで。

Twitterのフォローもお気軽にどうぞ。

 

それでは!